来店予約は前日までに0427808263までお電話でお願いします。質問等もすべて電話にて対応させて頂きます。
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先日もブログで申し上げたのですが、当店は基本的に予約制となっております。基本的に前日までにご予約頂いておりますが、スタッフの動きによっては当日の数時間前等でも対応出来ますので「いきなりだけど、時間出来たから現車確認したいな・・・」と言う時も、お気軽に0427808263までお電話下さい。また、最近在庫車の確認をせずに近くまで来てしまい、「せっかく遠くから来たのに欲しかった車が売れてしまっていた!」と言うケースが多発しております。確かに当店の車は希少車が多いので、大体の車両がすぐには売れずしばらく広告に載っているため、「まだ売れていないだろう。」と思いがちになるのも解らなくもありません。しかし、ご来店頂いたお客様にも毎回説明していますが、「いつ、どの在庫車が売れるか。」と言うのは誰にも解らないのです。たくさんお問い合わせを頂いている車両がなかなか売れなかったり、逆にまったく問い合わせが無かった車両が突然売れたりと、動きは誰にも予想出来ません。しかし、1つだけ確実に言える事は「希少車は次にいつ入るか解らない。」と言う事です。普通の流通量が多い車なら、もし売れてしまっていても「似たような車も探せますけれども、お探ししますか?」とご提案も出来るのですが、当店トップクラスのマニアックな希少車になると「いつ出て来るかはまったく不明です。長ければ10年単位で出て来ません。」としか言えないのです。せっかく来たのに狙っていた車も売れてしまっていて、同じような車はいつ出て来るか解らないとなると1日をムダにしてしまいますので、事前にお電話でご確認下さい。余談ですが「この車、本気で欲しいな!」とご自身が真剣に検討している時は、なぜかまったく違う方も同じようなテンションで検討されている事が多いです。「中古車はご縁モノ。」と良く言いますが、良い縁を自分のモノに出来るかは自分次第です。高額な買い物ですので、ぜひ後悔の無いように動かれる事をオススメします。
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たまに広告やヤフオクで、「前オーナー様は整備士です!」や「元整備士所有の車です!」と言う謳い文句を見る事があります。この謳い文句を見ると「整備士が乗っていた車なら安心だろう!」と思い込む方が多いのですが、ちょっと冷静になって考えてみて下さい。個人的には、まず「整備士だったのはいつなのか?」と言う疑問が浮かびます。現役で整備士なのか、10年前までは整備士だったのかによって車に対するスタンスは全然違います。次に「整備士だった期間はどのくらいなのか?」と言う疑問が浮かびます。私も中古車業界に携わって軽く10年以上になりますが、仕事が厳しくて1ヶ月もしないうちに辞めて行く整備士を腐る程見て来ました。そんな整備の初歩も学んでいない人間でも、一応「元整備士」と言えると思います。当然ですが、そのレベルの元整備士の出来る事なんて素人同等、もしくは素人以下ですのでまったく安心感は感じられません。では逆に「何年も整備士をやっているプロなら良いのか?」と言う話になりますが、これもまた微妙です。基本的に腕の良い整備士は非常に忙しいです。基本的に仕事が途切れなく入って来るので、逆に自分の車に時間を割いているヒマが無いのです。私も素人に毛が生えたレベルの整備士から、神と呼ばれるレベルの整備士まで色々と見て来ましたが、上記理由で自分の車を自分でメンテナンス出来ないメカニックはたくさんいました。もちろん全員が自分の車を見れないと言うワケではありませんが、闇雲に「整備士の車だったら安心だろう!」と思い込むのはキケンだと思います。むしろ車に精通している整備士だからこそ、素人には解らない(場合によってはプロでも解らない。)ような誤魔化しをして売り付けたりする事もあるので、前オーナー様の職業よりも車の状態を重視して判断すると後悔の無い買い物が出来ると思います。
最近朝や夜になると、ドアが凍って開かない季節となりました。当方の住んでいるエリアは、日陰だと朝夜どころか昼間ですら氷が溶けないレベルの気温となっているので、車によっては普通のエリアとは異なった冬支度が必要になって来ます。例えば上記画像のスバル・インプレッサのようなインタークーラーウォータースプレーのような装備がある車は、きちんと寒くなる前にタンク内の水を抜いておく事(説明書にはタンク内の水を半分以下にするようにと記載があるようです。)が重要です。原液のクーラント液のようにマイナス30度レベルまで凍らないのであればまったく問題無いのですが、インタークーラーウォータースプレーは普通の水ですので凍ったらポンプ等にダメージを与える可能性があるのです。忘れがちですがフロントウインドウウォッシャーに、普通の水を使っている方も同じように注意が必要です。結構多いのですが、「ウォッシャー液を買うのが面倒だから、とりあえず普通の水を入れておこう。」と言う感じで普通の水を入れておき、そのまま忘れて冬になってしまって凍って故障と言うパターンもあるのです。また、氷点下になるかならないかのギリギリくらいの気温だと、ウォッシャータンク内の水は凍らないけど走行中にウインドウに噴射した瞬間にフロントウインドウが凍ると言う場合もあります。走行している時は走行風によってフロントウインドウは気温よりも冷たくなるのでこのような現象が起きるのです。走行中にフロントウインドウが凍ると視界が悪くなって非常に危険ですのでご注意下さい。「凝固点を下げれば良いのだから、水に洗剤とか混ぜておけば大丈夫!」と言う意見もあるみたいですが、やはり車専用ではない洗剤等を混ぜるとタンクやウインドウウォッシャーのラインを詰まらせたりする場合があるので、きちんと車専用のウインドウウォッシャーを入れる事をオススメします。
車の販売台数が低下すれば、当然ガソリンの消費量も低下します。ガソリンが売れなくて1番困るのは、やはりガソリンスタンドです。経営難に陥って閉店する店舗はまだマシなのですが、何とか売上げを上げようとガソリンに異物を混入させて儲けを増やす、とんでもないガソリンスタンドが存在します。たまにニュース等で「ガソリンスタンドで異物混入。」等の記事を見ますが、個人的にはあんなの事件でも何でもありません。「貯蔵タンクの劣化が原因。」等と書かれていますが、本当にタンクが劣化していたなら管理ミスですし、個人的には悪意を持って異物を混ぜている可能性も捨て切れないと思います。しかもニュース等に出て来るのは氷山の一角で、車仲間同士で地元のガソリンスタンドの話等になると「あそこのガソリンはパワーが落ちる。」や「ガソリンスタンド変えたら燃費が全然良くなった。」等の話は良く出て来ます。企業にクソ甘い日本なので、もしこのようなガソリンスタンドでクラシックカーやチューニングカー等にガソリンを入れてしまってエンジンが壊れても、きちんと補償を受けられるかは不明です。もし補償を受けられるとしても、好きでクラシックカーに乗っているオーナー様が納得出来る補償なんてほぼ受けられないと思います。もし私が異物が混入したガソリンスタンドを利用してしまい、愛車のエンジンの調子が悪くなってしまったら、エンジンのフルオーバーホールと燃料系の総交換以外は納得出来ません。しかし現実をリアルに考えてみると、きちんとしたガソリンを入れてエンジンが動いたらそれでオシマイと言う事は充分考えられます。異物が燃料ラインやエンジン内に入った事によって、その後でどのような悪影響を及ぼすかと言うような事は一切考慮されない可能性は非常に高いです。自身がいつも使っているガソリンスタンドがいつこのような行為を始めるかはまったく不明ですので、せめてもの対応策として私はスタンドの従業員となるべく仲良くして情報をもらったり、定期的に違うガソリンスタンドを利用して車の状態をチェックするようにしています。昔は気に入ったガソリンスタンドがあったら他はあまり行かなかったのですが、このような悲しい世の中になって来ると自身で色々対策が必要となって来ます。人の愛車を壊す可能性を無視してまで存続させなければいけないガソリンスタンドなんて、この世の中に1軒も無いと思います。「働いている人には死活問題。」等の声もあるかもしれませんが、そんな事言ったらすべての犯罪が正当化されてしまいます。イヤな世の中になりましたが、これが現在の日本の現実です。車やバイクの販売台数が減って業界自体が厳しい時代になったので、今まで以上に「自分の愛車は自分で守る!」と言う意識を強く持ってカーライフを送って行く事をオススメします。
たまに「古い車だけど、新車と同じレベルにフルレストアして乗りたい!」とおっしゃる方がいます。もちろん車好きとしては、自身の好きな車は新車に近い状態で乗りたくなる気持ちは解りますが、絶版車だとこれは結構大変な事なのです。マニアがきちんと保管していたデッドストックのような固体が見付かれば良いのですが、そんな固体は例外無く新車以上の金額ですし、そう言う固体を持っている方は手放さないで持ち続けるからマニアと呼ばれるワケです。となると次の手段はレストアですが、これは一般の方が考えているよりも遥かに時間と金額がかかります。丁度良い例がマツダ・ロードスター(NA)で発表されましたので、軽くご紹介して行こうと思います。ちなみに内容と価格はすべてマツダの公式サイトから得たデータになっており、表示されている価格はすべて税込みです。
基本メニュー:ボディ&エクステリア
作業内容:車両診断、オールペイント、蓋関係新品交換、ランプやワイパー等の交換、復刻ソフトトップ張替、軽度の鈑金
価格:250万円
オプションA:インテリア
作業内容:インストルメントパネルやトリム類、シート表皮張替、カーペット交換
価格:70万円
オプションB:エンジン&パワートレイン
作業内容:エンジンオーバーホール、吸排気系部品交換、冷却系部品交換、トランスミッション交換、ドライブシャフト交換、デフ調整
価格:80万円
オプションC:シャシー&サスペンション
作業内容:サスペンション、ブッシュ類、ベアリング類、ブレーキ部品等すべて交換
価格:40万円
オプションD:エアコン
作業内容:エアコン関係部品(一部リビルドパーツ使用)
価格:25万円
オプションE:アルミホイール&タイヤ
作業内容:復刻アルミホイール、復刻タイヤ
価格:20万円
ちなみに基本メニューにフルオプションを加えた価格は485万円となっています。ベーシックグレードの新車価格だった174万円(税抜き)に311万円も上乗せしなければいけません。ちなみに申し込みの時点で書類審査と個別のヒアリング、車両チェックがあってすべてをクリアした固体のみが受付してもらえるそうです。フレームに修理歴がある車両、サイドシルやボデーにサビが発生している車両等、車体パネルの交換が必要な車両は受付出来ないそうです。カスタマイズパーツを装着した車両もお断りさせていただく場合があるそうなので、基本的に受付可能なのは無事故のノーマル車となるそうです。なお、上記金額はあくまでレストアのみの金額であって、ベース車両は含まれていません。自身で無事故でノーマルの固体を持ち込んでの金額となっていますので、この金額にベース車両の金額をプラスしなければいけません。ノーマルでヒドいサビも無く、今回のプログラムのチェックをクリア出来るレベルの固体となると、確実に50万円以上は見ないといけませんので実際の総額は535万円以上と言う事になります。この価格は実に新車価格の3.07倍となりますので、いかに古い車を新車レベルに戻す事が大変かを物語っております。ちなみにこの倍数を違う車で表してみると、非常に解りやすいです。例えばポルシェ・911ターボ(964)で当てはめてみると新車価格1650万円×3.07=5065万円、日産・スカイラインGT-R(R32)が新車価格445万円×3.07=1366万円となります。どちらも「メーカーに持ち込んだらそんくらい行くだろうなぁ・・・」と思える数字です。もちろん「いくらかかってもかまわない!」と言う方は良いですが、それなりに予算が決まっている方は「きちんとした固体をそれなりの金額で購入し、壊れた部分を直しながら楽しむ。」と言う方法が1番幸せな気がします。