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たまにサビが発生しまっているネジを無理矢理回してしまって、ネジ山を潰してしまう方がいます。「サビているけど力入れれば大丈夫だろう。」や「ピッタリなサイズのドライバーが無いけど、ちょっと小さいサイズなら入るから何とかなるだろう。」等、軽い気持ちでやったのでしょうが、これが後から思わぬ手間と出費になります。基本的にネジ山が潰れてしまったネジは、新しくネジ山を作ったりして抜くのですが、狭い場所のネジだと工具が届きません。そのため、周囲をすべてバラしてから対応する事になるので、工賃もかかる事になります。また、サビが発生して抜けないネジがある車は、他の場所のネジも同じような事になっている場合が多いので、総合的な工賃と時間は予想出来ません。今回は1993年式・マツダ・ランティス・タイプR(CBAEP)のフォグランプを固定しているネジのネジ山が潰れてしまっていたのですが、上記画像のように潰れているネジへアクセスする隙間がギリギリで、通常のドライバーがやっと入るくらいの状況でした。


ドライバーでギリギリですので、新しくネジ山を作る工具もネジを強制的に掴むネジザウルスのような工具も、まったくアクセス出来ない状態です。電動ドリルで穴を開けてネジ外しビット等で外そうとしましたが、レンズからネジ山までの距離が遠いのと、ネジの直径が小さいので電動ドリルでの作業も不可能でしたので、最終的にはフロント周辺をすべて分解して外す事になりました。分解してからフロントスポイラーの裏側からサビたネジをネジザウルスで掴み、力を入れ過ぎないようにそろそろと回して行きます。サビたネジは強度が落ちていますので、変に力をかけ過ぎて作業をすると、サビたネジが折れてしまってさらに余計な仕事が増えるのです。


何とか無事にフォグランプステー側のネジ山にダメージを与えずに抜き取る事が出来ました。ちなみにフロントスポイラーを分解するために多数のボルトを外しましたが、半分くらいが同じようにサビていたのでかなりの時間と手間がかかりました。同じようにサビたネジでも、きちんとした工具やネジ山にダメージを与えない作業を行う事で安全に外せる可能性は高くなります。せっかくなので、外したついでにサビが多いネジは交換、その他の部分はグリスアップをしたりしておいたので、今後はフロントスポイラーの脱着は普通に出来ると思います。作業も運転もそうですが、車に関して「面倒臭い」は大敵です。手間を惜しんだせいで何十万円もの修理代が発生したり、とんでもない手間が発生したりしますので、面倒臭がらないで1番安全な方法を取る事をオススメします。

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