来店予約は前日までに0427808263までお電話でお願いします。質問等もすべて電話にて対応させて頂きます。
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先日、お客様から「ある日本車なんだけど、HIDを取り付ける事によってコンピューターが誤作動する事ってありますか?」と質問を頂きました。「日本車はよほど特殊な車じゃない限りは大丈夫ですが、車種は何ですか?」と聞くと、ごくごく普通のワンボックス車との事。詳しく聞くとディーラーに持って行ったら「この車はHIDを取り付けるとコンピューターが誤作動するので、取り付けは出来ません。」と言われたらしく、当店に相談の電話を下さったそうです。確かに私達もこの世のすべての車のHID取り付け経験があるワケではないので、一応ディーラーやメカニック関係、同業者の仲間等のすべてのつながりに聞いてみたのですが「そんな誤作動聞いた事が無い。」との答えでした。ちなみにご相談頂いた車のメーカーのディーラーが1番厳しい反応で、「同じ車種に何台もHID付けたけど、誤作動なんか1度も無かった。そんな適当な事言ってるのってどこのディーラー?」とかなりお怒りの様子でした。ディーラーは基本的に自身の作業に保証を付けるので、持ち込みで海外製の安いHID等を持って来られた時は、「申し訳ありませんが、こちらの製品を使用した場合は保証を付けられないので、当店では取り付けが出来ません。」等と断る場合もあるそうですが、過去に事例の無いトラブルを理由に断る事なんて無いそうです。もちろん場所にもよりますが、最近は昔と比べてディーラーの対応の劣化が目立ちます。「利益の薄い仕事は面倒臭いだけだから、適当な事言って断っちゃえ。」等と考える人間も少なくないのが現実です。「自分の車をカスタムしたい!」と相談に来た顧客に、適当な事を言って追い返すと言うのは失礼極まりないと思います。別に車好きである必要はありませんが、きちんとお客様の事を考えて対応してくれるお店と担当を選ぶ事をオススメします。
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本日は遅い時間にスズキ・アルトワークスの現車確認の予定がありました。当方の予約の関係で、遅い時間しか時間が作れなかったのですが、それでも「今日を逃すと来週まで時間が無いので、ぜひ現車確認をしたいです!」とご快諾下さったI様は、やはり本気の方でした。当店のアルトワークスの「キャブ」と「NAエンジン」の本当の価値を知っていらっしゃる方で、試乗時もとても楽しそうにしていたのが印象的でした。お話を聞くとイスズ・117クーペを昔に乗ってらっしゃって、キャブやマフラーをカスタムして楽しんでいたそうです。最近はお仕事も落ち着いて来たので、「久しぶりに楽しい車に乗りたい!」と思って探していたところ、当店のアルトワークスを見つけてくださったそうです。この仕事の良いところの1つは、I様のような「人生と車遊びの先輩。」に会える事です。何事もそうだと思いますが、現在があるのは過去があったからだと思います。現在の車がここまで進化を遂げたのは昔のエンジニアが車を造り、それを購入したカスタマーがイジったり壊したりしたからデータが集まって、次の車が良くなって行くのだと思います。ましてや117クーペの時代と言ったら、1970年代の日本の自動車産業の成長期です。そんな貴重な時代をリアルに過ごされたI様の経験は、非常に勉強になるモノでした。I様、本日は非常に貴重なお話と楽しい時間をありがとうございました!日本の自動車産業全盛期とも言える時代を過ごされ、楽しい車を新車で味わってらっしゃったI様に、当店のアルトワークスを気に入って頂けたのがとても嬉しかったです。楽しさのあまり、長時間話込んでしまって申し訳ございませんでした。またこちらのお寄りになられる際は、ぜひお立ち寄り頂ければと思います!
以前からウワサはありましたが、次期シボレー・コルベット(C8)はついにMR化されるみたいです。現在聞いている情報では、エンジンはV型6気等の6000ccで最大馬力は500馬力以上、新型プラットフォームによって大幅な軽量化を実現出来たらしいです。先日ご紹介した新型フォード・GTもそうですが、速さと環境を追求するとV6エンジンの方が有利な場合が多いみたいです。確かに速さも大切ですが、私のような「速さも良いけど、楽しさやメーカーの拘りも車の楽しみの一部。」と考える車好きからすると、「アメ車はV8!」と言いたくなるのです。ちなみに上記画像は新型コルベットのイメージ画像ですが・・・
スウェーデンのケーニグセグ・アゲーラと被り過ぎじゃないですかね?個人的な意見ですが、ここ数モデルのコルベットは、何となくヨーロッパのスーパーカーっぽくなって来ているような気がします。私的には「エンジンがデカくて、パワーとトルクがありゃ良いんだろ!」と言うスタイルのアメ車が好きなので、最近のコルベットにはちょっと抵抗を感じます。しかし「ロングノーズ、ショートデッキ。」の代名詞と呼べるコルベットが、駆動方式をMRにするとは思いませんでした。シートに収まった瞬間に「フロントながっ!」と言ってしまうコルベットは現行で終了(まだウワサの段階ではありますが、かなりの信憑性みたいです。)なので、FRのコルベットが新車で欲しい方は急いでディーラーに行く事をオススメします。
中古車を買う時に、「この車って何kmまで乗れますか?」と質問して来る方が結構います。日本人は「走行距離10万kmで乗り換えないといけない!」と言う固定観念が強いので、走行距離が多めな車は心配みたいです。個人的には「車はメンテナンスし続ければ死ぬまで乗れる。」と思っています。メーカーによっては死ぬまでどころか、孫の世代まで乗れる車を造っていたりするので10万kmなんてまだまだ慣らしレベルです。しかし、注意しなければいけないのは、「きちんとメンテナンスをする。」と言う事です。どんなに頑丈で耐久性のある車でも、消耗品は必ず使われています。エンジンオイルやベルト類のゴムパーツ等の超基本的な消耗品から始まり、エンジンオーバーホールやミッションオーバーホールと言った重整備までをきちんとやる事が長く乗る条件です。先日、460万kmを走行したメルセデスベンツ・240Dが、メルセデスベンツ・ミュージアムに寄贈されましたが、オーナー様はオリジナル以外に2機のスペアエンジンを保有されていて、11回のエンジン載せ替えを行ったそうです。購入した時に既に22万km走行していたので、このオーナー様は438万kmを走った事になります。438万kmを走るのに11回のエンジン載せ替えをしたので、1回の載せ換えで約40万kmを走行した事になります。このベンツのオーナー様だった、グレゴリオス・サキニディス氏はギリシャでタクシーとしてこの240Dを使用していたそうですが、車体も非常にキレイで460万kmも走ったとは思えない良質なコンディションだったそうです。ちなみにグレゴリオス・サキニディス氏はこの愛車を23年前にドイツで購入してギリシャまで運転して帰ったのですが、今回はメルセデスベンツが「23年前と同じように、メルセデスベンツでギリシャに帰って頂きたい。」と新しい愛車になるメルセデスベンツ・C200SDIのキーを渡したそうです。この類の話を聞くと「私だったら自分が死んでから、家族に寄贈してもらいたいな。」と思ってしまいますが、もしメンテナンス等を自信で行っていて、年齢的に自分でのメンテナンスがツラくなって来ているのであれば最善の選択なのかもしれません。自身でメンテナンスをする事によって、愛車の維持を可能にしているのであれば、自身がメンテナンス出来なくなると言う事は愛車の死を意味します。長年愛用して来た愛車がダメになるくらいなら、生まれたメーカーのミュージアムで余生を送る方が愛車にとっても良いのではないでしょうか?日本にいる限りは460万kmは無理でしょうが、私が年齢的に愛車に乗れなくなった時の走行距離が何kmになっているかを楽しみに待ちたいと思います。
既に販売車両と言うよりも、当店スタッフのおもちゃとなりつつあるスズキ・アルトワークスですが、キャブのオーバーホールとセッティングまで終わってしまいました・・・これによってさらにレスポンスがアップしつつ中間トルクを太くしたので、ワインディング等での低中速コーナーがさらに速くなりました!本日もテストがてら楽しんで来たのですが、どのスタッフが乗っても「楽しい!」しか言いませんし、全員なかなか降りようとしないと言う困った1台になってしまいました。ちなみにキャブはミクニ製をベースに、当店スタッフが現車合わせでワンオフチューンとセッティングを施した、スペシャル仕様となっています!ここまで拘って製作されたアルトワークスは、見た事がありません。まぁベース車となっているNA仕様が、新車当時で数える程度しか販売されなかったので、新車から22年も経過している現在では、当店の固体以外に存在しているかどうかも怪しいです。ターボ車のパワフルなエンジンも魅力ですが、NAエンジンの気持ち良さやフィーリングとレスポンスも魅力です!また、こちらの固体はワンオフマフラーも装備しているので、排気音が最高レベルです!エアクリーナーからの吸気音に合わせて、マフラーから最高のサウンドが聞こえるので、一般道を普通に走っているだけでも楽しくなってしまうのです。当店のムダな拘りと努力が解って下さる方は、ぜひ現車をご確認頂ければと思います!