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みなさんご存知の通り車にとってエンジンオイルは血液のようなモノです。エンジン内の金属パーツ同士の抵抗を和らげたり、冷却したりとその役割は非常に重要です。そして、エンジンオイルはエンジン内部を回る事によって、汚れます。また、例えまったくエンジンをかけなくても空気に触れているので酸化し、性能は落ちます。そこで定期的にオイルチェンジするワケですが、このオイルチェンジに対して間違っている考えをお持ちの方が最近増えています。良くみなさん「高いオイルを長期間ではなく、安いオイルを短期間で交換した方が良い。」とおっしゃいますが、これは車種限定の話です。普通の日常的に使う日本車ならば、ホームセンターやネットで販売している激安オイルをマメに換えてやるだけでも良いでしょう。しかし、当店の本店で扱うような趣味性が強く、特殊な構造をしている旧車の輸入車にこの考えは該当しません。例えば空冷エンジン搭載のポルシェに激安オイルを使うとどうなるでしょうか?激安オイルはやはり安いだけあって、冷却性能や潤滑性能は高いオイルに比べて劣ります。そのようなオイルを、すべての冷却をオイルに任せている空冷エンジンに入れたら冷却性能が追いつきません。もちろん入れた瞬間に壊れる事はまずありませんが、安いオイルを入れた車と高いオイルを入れてた車とでは2年、3年後のエンジンのダメージは雲泥の差です。本来なら20万kmくらいオーバーホール無しで乗れる空冷エンジンが場合によっては数万kmでダメになったりします。そして、恐ろしい事にオイルは見た目だけではほとんど種類が解りません。高い金額を取っておいて、安い適当なオイルを使う業者も残念な事にいるのです。また、ワザと安いオイルを入れているのではなくて、本当に知らない業者もいます。「今のオイルは性能良いから大丈夫だよ。」と言う恐ろしいセリフを業者から何回か聞いた事があります。しかも、オイルは入れたらすぐに壊れるワケではない(空冷ポルシェのミッションオイルのようにすぐ解る場合もあります。)のでオイルが原因で壊れたのかも解りません。私も何台も適当なオイルを入れられて来た可哀想な個体を見て来ましたが、完全に無知が原因のエンジンブローばかりでした。また、ポルシェ等に限りませんが本当に安い粗悪品なオイルを使われていた車はスラッジが出やすいです。日本車はそれでも問題はありませんが、旧車の領域の輸入車は安いオイルを使う時は注意した方が良いと思います。人によって考えが違いますが、個人的には「6ヶ月、または5000kmのどちらか早い方(車種によってはもっと早い方が良い場合もあります。)できちんとしたオイルを使って交換。」が趣味性の高い旧い輸入車は安心だと思います。厳しい言い方かもしれませんが、これすらも守れない方は車が可哀相ですし、乗っている本人も故障等の不具合が絶対たくさん出るのでお互いのためにも乗らない方が懸命だと思います。

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