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ポルシェ好きな方なら絶対に聞いた事のある単語の1つに「ナロー」があると思います。一応簡単に説明すると、ポルシェ・911シリーズの初期のモデルの事です。ちなみに知り合いのメカニックが勤める日本のポルシェディーラーは「ナロー」と言う単語自体を公式には使っていないそうです。また「ナロー」と言う単語の意味自体が「狭い」と言う意味で、意味だけで考えると930もボディサイズ的にはナローとも言えます。そのため、930もナローと言う方もいます。しかし、業界的に「ナローモデル」と言われているのは1973年までのモデルです。車台番号で言うと最初の911の次が「3」までのモデルの事を指します。あまり慣れていないとナローと930の見分けを付けるのはかなり困難です。ポルシェに詳しくない販売店だと、お店の方もよく解ってなかったりするので注意が必要です。特に並行輸入された車は年式が日本に入ってきた年式になるのでさらに注意しないといけません。そこで、あくまでノーマルでの話ですが簡単に見分ける方法をご紹介しましょう!まず上記画像はナローのリアフェンダーです。ご覧のようにドアからフェンダーにかけてのラインがほとんど同じです。このようにフェンダーが出ていないのがナローです。
こちらが930のリアフェンダーです。ドアからフェンダーのラインが盛り上がっているのが解るでしょうか?930もかなりコンパクトな車体ですが、このようにナローと比べてみるとかなりフェンダーが盛り上がっているのが解ります。今後もナローも930も熱狂的なファンが多いため高値維持が予想されます。高いお金を出して、自分の欲しいモデルではない間違ったモデルを買うのは悲し過ぎます。「ナローが欲しかったのに調べたら930だった。」や「930が欲しかったのにカスタムされたナローだった。」等と言う悲しい間違いを犯さないようにするには、やはり正しい知識と信用出来るお店が不可欠です。ナローも930もとても楽しいモデルですが、拘っている方には全然違うモノです。きちんと欲しいモデルを購入しましょう。また、ナローや930は既にクラッシクカーの領域に入っています。いくらポルシェのボディが頑丈と言ってもサビや腐りはそれなりにある年式です。本当に程度を重視するならレストアされたモノの方が良いかもしれません。たまに当方に「せっかく買うんだからレストアされた修復暦の無い極上車を探して下さい!」と言う方がいらっしゃいますが、こう言う方は旧車には向いていません。レストアと修復暦の関係を理解されてない方はきちんと勉強してから出直す事をオススメします。ちなみにいつも通り、今回の見分け方はあくまで簡易的な方法です。車検証や車台番号等、すべての要素からきちんと分析する事が重要です。
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