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今では昔よりもマニアック度が増しているサーブ・900が入庫しました。「サーブって名前は聞いた事あるけど、イマイチどんな車か解らない。」と言う方のために簡単に説明します。サーブは元々スウェーデンの航空機・軍需品メーカーで、1947年に自動車部門が設立されました。1946年にサーブ・92001を発表。航空機メーカーらしく、当時としては珍しい風洞実験が行われCD値0.32と言う驚異的な数字を出していました。92001をベースに量産仕様の92を1950年に販売。その後、ラリー等で活躍しながら様々な車種を生み出して行きます。1967年になるとサーブの代名詞的な存在であるサーブ・99が発売されます。独特なボンネットからフロントウインドウまでのラインや、ハッチバックでありながらワゴンとは異なるリアセクションはサーブならではのデザインです。1978年になるとサーブ・900が発売されます。この時代の900は「クラシック900」等と呼ばれ、今でも生粋のサーブファンに人気があります。しかし、独特な造りと年式から維持にはそれなりの覚悟が必要なので普通の方にはハードルは結構高めだと思います。今回、当店に入庫した900は1990年のGM傘下に入った以降のサーブですので非常に信頼性が上がっています。900の次のモデルであるサーブ・9-3等になりますと、サーブの最大の特徴だったルーフエンドからリアテールまでのラインが、かなり普通車寄りになってしまって、古いサーブファンからは支持を得られませんでした。900は旧いサーブの良さと、現在車に通用する維持のしやすさの両方を持つ、ある意味1番気軽にサーブを濃く味わえるモデルです。写真でも解るように最大の魅力のルーフエンドからテールのラインも昔のサーブの良さが残っています。また、搭載エンジンは2000ccターボエンジンですので結構パワーがあります。その気になればワインディングもキビキビと走れますし、リラックスしてクルージングするのも良いのではないでしょうか?現在ではサーブはオランダのスパイカーと言うメーカーの傘下に納まっていますが、先日スパイカーが経営破綻したとのニュースがあったので、今後はまた別の会社に売却される可能性があります。余談ですがサーブが無くなってしまうと、スウェーデンの自動車メーカーはボルボとケーニグセグだけになってしまいますね・・・さて、今回入庫したサーブは前オーナー様がたっぷり愛情をかけていただけあって、非常に良い状態です。外装もしっかりとツヤが残っていてキズを探すのが難しいレベルです。内装もとてもキレイに保たれています!現在、日本国内で900以前のサーブの販売車両はほとんどありません。「良き時代のサーブを味わいたい!」と言う方はぜひお問い合わせ下さい。

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