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「欲しいと思う新車がほぼ無い。」と思い続けた私に、久しぶりに「これは欲しいかも!」と思わせる車が出ました!まぁ以前にご紹介したコンセプトカーがやっと発売になったと言うだけなんですけどね・・・車名はルノー・トゥインゴ、スマート・フォーフォーと共同開発されたRRと言う珍しい駆動方式を採用したコンパクトカーです。日本に導入されるのは900cc、3気筒DOHCターボエンジンを搭載するATモデルと1000cc、3気筒DOHCエンジンを搭載するMTモデルがあるそうです。ちなみにMTモデルは50台限定との事。まぁこれは販売台数を見て増車するか、他のMTを搭載したスポーツモデルが追加されるでしょうからあんまり限定だからと言って焦る必要はない気がします。ちなみにATのターボモデルは90馬力、MTのノンターボモデルは71馬力となっています。そして気になるお値段は1番安いノンターボモデルのMTが169万円!リンク先のサイトで「ギリギリ160万円台です!」って言ってるので、たぶん169万円とかだと思われます。さて、せっかく久しぶりに興味を持った車なので色々なライバルを並べて比較してみたいところですが、MTで1000cc以下、価格が170万円前後と考えると新型トゥインゴのライバルとなる車は無いような気がします。1番近い車はルノー・ルーテシアZENでしょうか?900ccターボでMT、本体価格208万円となっています。ちなみにフィアット・500ツインエア、フィアット・パンダ4×4も1000cc以下でMTの設定もあるし、ライバルになるかと思ったのですが、2台共値段が250万円近いので全然価格帯が違います。ATでしたらフォルクスワーゲン・up!やフォーフォーがライバルになるので、ATをお考えの方は比較してから決められた方が良いと思います。さて、このレベルの排気量の車は日本では必ず軽自動車と比較されます。まぁスポーティな現行型の軽自動車となると、ホンダ・S660、ダイハツ・コペン、スズキ・アルトワークスくらいですが、S660とコペンは車両本体価格だけで190万円近いので値段的に微妙です。よってライバルと思えるのは車両本体価格150万円と言う破格の数値を叩き出しているアルトワークスのみだと思います。
比較のデータ表を見るまでもなく現在ラインアップ予定のノンターボ、MTモデルのトゥインゴとアルトワークスを動力性能と価格だけで比べればアルトワークスの圧勝です。しかし、ノンターボモデルのトゥインゴでもアルトワークスより上なのはやはりデザインでしょう!ファンの期待に応えてくれたのかは不明ですが、上記のコンセプトカーをほぼそのまま市販するルノーは素晴らしいと思います。日本の自動車メーカーはモーターショー等で「カッコイイ!」と絶賛されえたコンセプトカーでも、市販する時はかなり違う形状になってしまって期待を裏切ってくれるのが残念です。もちろんデザインへの評価は個人差がありますのでアルトワークスの方が好きと言う方もいらっしゃると思います。アルトワークスのデザインの方が好きな方は間違いなくアルトワークスを買った方が良いと思います。
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先日、ポルシェの維持費は1年で180万円と言う記事を見つけました。リンク先をご覧頂ければ解りますがポルシェを知らない方が読んで、そのまま信じてしまったら困るような内容です。まず、今回の話の対象車種は空冷最終のポルシェ・911(993)。こちらを車両本体800万円で購入された方の話との事ですが、購入してから1年間で180万円かかったとの事。内訳を抜粋したのが下記データです。
①自動車税:7万円
②自賠責保険(年間):2万円
③重量税(24カ月):1.5円
④任意保険:30万円
⑤購入時の手続き費用等:6万5000円
⑥駐車場代(年間):24万円
⑦ガソリン代・高速代(年間):30万円
⑧車検代(年間):8万円
⑨タイヤ交換:20万円
⑩オイル交換:5万円
⑪修理代・1年点検:20万円
⑫専用ドライビングスクール:15万円
⑬クラブ入会費用:10万円
合計:179万円
まず③の1.5円と言うのは1万5000円の間違いと思われますので放置しますが、色々とこのまま信じられたら困るポイントがいくつかあります。まず⑧の車検代ですが、年間8万円と言う事は2年間で16万円と言う事になります。正直、これはかなり難しい数字です。この時代のポルシェはいつ、何が起こってもおかしくありません。この金額ですと、本当に何もトラブルが無い状態での話になりますので、かなり非現実的です。次に⑪の修理代ですが、こちらも20万円と言うのはかなり楽観的な数字です。特に空冷ポルシェのパーツ代は毎月上がっていますので、この数字はかなり程度の良い個体でないと無理でしょう。最後に⑫と⑬のドライビングスクールとやらの費用ですが、これも疑問です。私の関わったポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニのオーナーさんで「運転が難しい!」と言われた方は1人もいません。もちろんフェラーリやランボルギーニの「斜め後ろが絶望的に視界が悪い。」と言う意見はありますが、これはドライビングスクールに入っても解決しませんので別問題です。この記事を見て「今住んでいるところは駐車場代安いし、ドライビングスクール入らないでガソリン代とか節約すれば100万円前後で年間維持費が済むんだ!」と思われるとちょっと困ります。もちろん私の愛車のぴんぽるは年間100万円もかかっていません。最近のメンテナンス代をホームページにアップしていませんので、細かい数字は違いますがそれでも年間25万円(ガソリン代、駐車場代、自動車税は除く。)は行っていないと思います。しかし、これはきちんとした状態の車をきちんとしたメンテナンスを行って乗った数字です。私がぴんぽるを手に入れた14年前と比べると今では程度の良い個体はほとんどありません。程度が悪ければ年間100万円どころか、買ってから数日で数百万円かかる可能性もあります。「きちんとメンテナンスされて来た、程度の良い空冷ポルシェは簡単には壊れない。」と私はいつも言っていますが、きちんとメンテナンスされて来た個体は絶滅しつつあります。何回も言いますが購入する時はきちんとしたショップを探す事が非常に重要です。この年式のポルシェは今年は20万円の維持費で済んでも、来年は200万円かかる可能性もあるので「年間○○万円の維持費。」と考えるよりも「何かあった時用の○○万円。」と考えた方が良いと思います。理想は「もし何かあって、その時に修理代が足りなかったらお金が貯まるまで待つ!」と言う感じでしょうか?いつ、何があるか解らない年式ですのでこれくらいの気持ちの方が古いスポーツカーは楽しいと思います。
先日、広告等に掲載していないマニアックなある車のお問い合わせのお電話を頂いたのですが、ちょっと妙な事に気が付きました。問い合わせをして来た方はそれなりにその車の知識もあで、古い車のクセや維持の方法等もご存知だったのですが、なぜか私にその車のポジティブな部分を言うと異常に喜ぶのです。例えば「この車って知名度は少ないですが、それなりの造りしていますよね?」等と聞いて来て、私が「開発段階で、このメーカーの高級車ポジションを担う予定の車だったので、それなりに造りは凝っていますよ?」と答えると「そうですよね!この車は高級車なんですよね!」と妙な部分でとても嬉しそうなのです。何回かそんな会話を繰り返した後で「そんなにお好きなのでしたら、バックオーダーと言う形でお探しする事も出来ますよ?」と聞くと「いえ!そこまでではないので結構です。ありがとうございました!」とおっしゃられて通話が終了しました。会話の途中から思っていたのですが、たぶんこの方は誰かに背中を押して欲しかったのではないかと思います。自分の予算内で欲しい車があるのだけど、マニアックで一般の方からの評価は最悪、色々な意見を聞いているうちに「本当にこれを買っても良いのかな?」等と悩んだけれどもやっぱり欲しい。それでも決断出来ないから「何か決断出来るキッカケが欲しい!」と思って電話して来たように思えます。もちろん数十分の会話で1人の車好きを幸せにしてあげられたと考えると、とても良い事をしたように思えますが、逆に「私は本当に良い事をしたのだろうか?」とも思うのです。初対面の私で良いのですから、たぶんそれなりに車の知識がある人間であれば、誰でも良かったのでしょう。そのような立場の人の背中を、ある意味強制的に押すような事をしてよかったのでしょうか?もちろん本人が決める事なので、私がした事の良し悪しなんてどうでも良い事なのですが、ちょっと気になる電話でした。しかし、最近なぜか本店にかかって来る電話の内容が通常の内容とかけ離れて来ています。本来なら在庫車に対する問い合わせの電話用の番号なのですが、全然問い合わせと関係無い電話が多いのです。先日も「私はネットで有名な人間なんだけど、恐い人に車をローンで買わされて困っている。車の契約はどこまで有効なんだ?」と言う「買ったとこに聞いて下さいよ!その前に冒頭の一文いらなくね?」とツッコミたくなる電話がかかって来て困りました。今後は普通の問い合わせの電話だけが来る事を祈ります・・・
先日入って来たトヨタ・スターレット(KP61)は年式は昭和58年ですので32年前の車と言う事になります。この年式にしては程度がかなり良い(しかも無修復歴車!)ので普通に乗って楽しめるのですが、乗るたびに「無ければ無い程楽しい。」と感じさせられます。例えば現在の車では常識なパワーステアリングですが、スターレットには装備されていません。パワーステアリングが無いので低速でのステアリング操作は結構力が必要になるのですが、逆に何も介さない事によって舵角や路面状況等のインフォメーションがダイレクトに感じられてとても楽しいのです。また、パワーウインドウや電動パワーシート、電動サイドミラー等の快適装備は一切ありません。ウインドウは手動ですし、電動サイドミラーどころか固定式のフェンダーミラーです。しかし、このように快適装備が省かれているので、車両重量は700kgと言う現代の車では考えられないような軽さを実現させています。参考ですがダイハツ・タントLが920kg、豪華装備のタントカスタムRSで960kgと言う車両重量です。この軽さがあるので、ノーマルの4Kエンジンでも軽快な走りが楽しめるのです。ちなみに4Kエンジンは最大馬力は74馬力と今のレベルから考えると全然大した事のないエンジンです。しかし、余計な制御の無いダイレクトな感覚やキャブレターのフィーリングは「パワーなんてどうでも良い!」と思わせてくれるくらいに楽しさがあります。しかし、こう言う快適装備が少ない車に乗ると「車は走る事に徹底すればする程楽しい。」と再度感じさせられます。個人的に車に絶対に必要な装備はエアコン、オーディオくらいだと思っているので、今回のスターレットなんかは非常に魅力的です。本気で自分で乗ろうか考えてしまうくらいに魅力的に映るのです。当店に来てからそれ程日数は経っていませんが、既に「昔乗っていたんだけど、もう1度乗りたい!」や「レース車両を造りたいからベースとして欲しい!」等と言うお問い合わせが多数入っております!検討されている方はぜひ現車確認をどうぞ!
生粋のスバルファンなら迷う事は無いのでしょうが、一般の方が「スバルのセダンが欲しい!」と思った時に迷うのがレガシイB4とインプレッサのようです。私も店頭で「どう違うんですか?」や「どっちが良いんですか?」と多々聞かれますので違いと選び方をご紹介したいと思います。ちなみに迷われる方は、ほぼレガシィB4RSKとインプレッサWRXで迷われるのでこの2グレードを比べて行きます。まず、簡単に言うと「ワインディング等で究極の速さが欲しいならWRX、パワフルで快適な車が良いならRSK。」となります。誤解しないで頂きたいのですが、RSKが遅いと言うワケではありません。あくまでワインディング等のタイトコースで、WRXとRSKを比べたらWRXの方が速いというだけの話です。スペック等のデータを見れば解りますが、逆にRSKより速いセダンと言うのはかなり限られて来ます。パワフルなターボエンジンにスバル伝統の4WD、高剛性ボディの組み合わせはそこらのスポーツカーを蹴散らす能力を持っているので誤解しないで下さい。それではRSKとWRXのデータから比べてみようと思います。ちなみにこのデータはB4がデビューした1998年のデータです。