来店予約は前日までに0427808263までお電話でお願いします。質問等もすべて電話にて対応させて頂きます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最近、古い趣味車を見に来るのに友達をお越しになられるお客様が結構います。先日も友達と一緒にお見えになったお客様がいらっしゃったのですが、色々考えてしまう方でした。問い合わせはポルシェ・911(930)だったのですが、電話で話したら本気で探している感じがしたので、まずお店に遊びに来てもらう事になりました。本気の方と話をするのは仕事関係なく楽しいので、とても楽しみにしていました。当日、お見えになったお客様は2人でした。何でも「自分は本気でこの年式のポルシェが好きなんだけど何にも解らないので、詳しい友達に一緒に来てもらった。」との事でした。色々話をしているとある事に気が付きました。欲しがっている本人は本当に何も知りません。基本的なオイル量の測り方すらも知らない状態です。お友達は古いポルシェに詳しいハズなのですが見るべきポイントがすべてズレています。「古いポルシェにお詳しいとの事ですが、どんなモデルに乗ってらっしゃったのですか?」とお聞きすると「自分で所有した事はないけれども、ポルシェに乗っている知り合いがたくさんいる。色々な話を聞いているのでそれなりに知識はある。」との事。これはいけません。正直、古い趣味性の高い車はいつ、どこが壊れるかなんて解りません。長期間乗っているオーナーさんどころか、メカニックですら原因を特定するのに長時間かかったりします。そんな難しい車を聞いただけの知識で友達に紹介するのはキケンどころの騒ぎではありません。友達のために自分の時間を使ってまで一緒に見に来てあげると言うのはとても素晴らしい事だと思います。友達のために色々してあげるのは良いのですが、少ない知識で間違った固体を友達に買わせてしまったら、その後の友情にヒビが入るのは確実です。また、自分が詳しくないので友達に助けてもらうと言うのは良いですが、その前に自分で出来る限りの情報を集めるくらいの情熱がないと古い趣味車を所有する事は絶対に無理です。運良く程度の良い固体を買えたとしても、間違った維持をして、どんどん程度が悪くなって行くのは目に見えています。自分がそれなりの知識があれば、もし助けてもらう人を探すにしても少なくとも自分よりは知識のある方を見つけられるハズです。本気で欲しいのであればそれなりの情熱を持って勉強から始める事が大切です。
PR
この記事にコメントする