来店予約は前日までに0427808263までお電話でお願いします。質問等もすべて電話にて対応させて頂きます。
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本日スバル・アルシオーネSVXの現車確認の依頼があったのですが、本日の夕方に来店予約の電話を頂いて来店されたのが今さっきと言う、かなり色々とお急ぎなお客様でした。ずっとカーセンサーでアルシオーネを見ていて、「ぜひ購入したい!」と言う事でお電話を頂いたのですが、お急ぎのせいか私が注意事項等を説明する前に「詳しい話は来店した際に聞かせてもらって良いですか!?」とおっしゃって半ば強引に通話が終了しました。「まぁ今日は夜は予定無いし、きちんと話を聞いてくれそうな方だから別に良いか。」と思ったのですが、「やはりきちんと電話で話をしておけば良かった。」と思う結果となりました。来店されて、挨拶もそこそこにアルシオーネをご覧頂き、ほぼ一目惚れ状態で「今すぐ買います!」とおっしゃって下さったまでは良かったのですが、その後の旧車についての注意事項を説明すると、目に見えて元気が無くなって行きました。まず、私が「古い車はいつ何があるか解らない。」と言う説明をすると、「日本車なのにそんなに壊れるんですか!?」と驚かれ、「すぐに壊れると確定しているワケではありませんが、すぐに壊れる可能性はゼロではありません。」と言った時点で既に悲しそうな表情でした。次に「このような性質の車ですので保証等は一切ありません。もちろん購入して下さった方には特別価格で対応しますが有料になります。」と言うと、「それはちょっと困るんです・・・」との事。「やっぱり強引にでも電話で説明しとくべきだったか・・・」と後悔しつつ、「どんな理由でお困りになるんですか?」と尋ねると、「家族から反対される。」とおっしゃっていました。当然当店としては販売出来ないお客様となるのでそのままお帰り頂いたのですが、「本当にアルシオーネが好きなんだなぁ・・・」と言うのが解ったので、非常に心苦しかったです。ちなみに本日は他にもアルシオーネでお問い合わせの電話を頂いたのですが、そちらの方は電話で私の説明を聞いた上で「検討した上でまだ欲しかったら連絡します。」とおっしゃって頂いたので安心でした。本日の方はレアなケースですが、きちんと最初に電話でお話をさせて頂いた方がお互いムダな時間を過ごさなくて済むので、予約や電話無しで来店される事はオススメしません。連絡無しで来店される方が結構いるみたいですが、基本的に当店は古い土地にあるので住所だけで辿り着ける確立はほぼ0%です。車も見れないのにムダに時間とガソリンを使うのは意味が無いと思いますので、きちんと来店前にはお電話を頂いて、私の説明を聞いた上で来店するかしないかを決定して頂ければと思います。
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シフトやペダル系のダイレクトにドライバーが触れる部分の修理の際に、必ずお客様にご理解頂く必要のあるポイントがあります。それは「不具合の修理は出来るけど、フィーリングまでは直せない。」と言う事です。車種や年式にもよりますが、基本的に中古車で購入されている場合は買った当時のフィーリングに戻す事は不可能です。中古車で購入している時点で、各部は大なり小なり劣化は始まっているので新品とは異なるフィーリングになっていますし、新品パーツを組んで直した部分が同じような時間をかけて劣化したとしても、中古で買った当時のフィーリングに戻るかどうかはまったく不明です。同じ事は油脂類等の交換時にも言えるのですが、新しいオイルに交換すれば当然フィーリングは変わります。たまに「以前に交換した時よりも加速が悪い。」等と感じる方がいらっしゃいますが、オイル等は気温や湿度によってフィーリングはかなり変わって来るので、大体がオーナー様の思い違いと言う事が多いのです。またオイルは新品になっていても、機関内部は確実に前回オイル交換した時よりも劣化しているので、フィーリングが違うのは当然と言えば当然なのです。55000km走行時と60000km走行時では、パーツの劣化具合も違いますし大体の場合が季節も違うので、以前と違う感じがするのは当然なのです。そして1番重要なのは、「人間の感覚や記憶は全然信用出来ない。」と言う事です。「以前は2速4000回転からの加速がもっと伸びた!」と感じた方が色々と調べた結果、自分の思い込みで過去を美化してしまっていたと言うケースは腐る程ありました。このような感覚の世界は、気にすれば気にする程「以前と違う!」と言う思い込みが深くなりますので、明確なパワーダウンや異常でない限りは気にしない方が楽しいカーライフを送れると思います。
本日は在庫車兼セカンドカーとして活躍中である、スバル・アルシオーネSVXのエンジンオイルとエンジンオイルフィルターの交換を行いました。当店は在庫車も定期的に走らせるので、普通にオイル等の消耗品の交換は行います。オイル交換をするのは当然なのですが、なぜか6月と12月がオイル交換時期になっている在庫車が多いので、来年からは少しづつ早めに交換して時期をずらそうと思います。そろそろ忘年会や年末の仕事の追い込み等で本格的に忙しくなる方も多いと思いますが、「忙しいから愛車のオイル交換は来年になって落ち着いてからで良いや。」等と考えてはいけません。オーナー様が忙しいかろうとヒマだろうと、汚れたオイルのまま走っていれば愛車はきちんとダメージを受けます。確かに時期的には気温も低いので、エンジンへの熱によるダメージは夏程深刻ではありませんが、汚れたオイルはパーツの保護力等も弱くなります。ましてや今年の夏は殺人的な暑さで、40度を超えるような日がかなりあったのでオイルへのダメージも例年よりも大きいです。そんな記録的な猛暑を乗り越えた汚れたオイルでいつまでも走っていれば、当然エンジン内部等のパーツはダメージを受けますので、もし交換時期が迫っているなら早めに交換した方が良いと思います。年末年始は忙しいと思いますが、新年早々に愛車が故障するなんて言うありがたくないスタートにならないようにきちんとメンテナンスをする事をオススメします。ちなみに当店は年末年始でも予約さえ入れて頂ければオイル交換等のメンテナンスも受け付けられます。エンジンオイルフィルターは車種によっては取り寄せとなりますので、年末年始の業者さんが休みの場合はオイルフィルターは用意出来ない場合がありますのでご注意下さい。
寒さも本格的になり、早朝や深夜は車のボディの水滴が凍るようになって来ました。当店の在庫車は基本的にボディカバーをしてあるのですが、水が凍る温度になるとボディカバーが凍ってボディにくっついてしまう状態になります。この状態で無理矢理ボディカバーを引き剥がそうとすると、カバーが破れてしまう事が多いので、面倒ではありますが暖かいお湯等をかけてから外した方が安心です。ちなみにお湯をかけてもカバーの上で凍った氷は完全には溶けないまま塊として残るため、外す時にルーフ等から氷の塊が落ちて来る事がありますので、全高の高い車はご注意下さい。ボディカバーは車種専用品等になると結構な値段になりますので、無理矢理剥がして破れてしまうと微妙にお財布に痛いです。何事もそうですが、ちょっとした手間を省くと結局は手間の何倍も損をする事になる場合が多いので、面倒臭がらずに動く事が大切だと思います。ちなみにこの類の氷系のトラブルを解消するためにかけるお湯は、そこまで温度の高いお湯を使ってはいけません。フロントガラスの凍結等もそうですが、沸騰させた熱湯をかけてしまうとガラスにヒビが入ったりするのでご注意下さい。毎年ご案内していますが、この時期は普段よりも10分程度早めに家を出ると安心、安全に出発する事が可能です。エンジンを始動してから10分程度で各部の氷は落とせますし、普段より気温が低いので暖機運転も少し長くする必要があります。朝に車が凍結した状態でいきなり出発すると、古い車はトラブルの発生する可能性も高くなりますので、きちんと適温になるまで暖気運転をしてからお出かけ下さい。
先日ブログで「ホンダ・インテグラタイプR(DC2)を使った、新しいプロジェクトを始めます。」と紹介したら、なぜか「DC2のインテグラタイプRと、インテグラSiRって同じB18Cエンジンですけど何か違うんですか?」と言う質問がありました。ブログの内容と関係あると言えばあるような気もするので、一応簡単に説明してみようと思います。確かにタイプRとSiRは同じ型式のB18Cと言うエンジンで、基本的には色々と同じパーツを使っています。エンジン内部のパーツをホンダに調べてもらうと、パーツ番号も同じモノが結構あるので流用も出来ますし、エンジンとミッションの載せ換えも基本的にはそのまま載るみたい(現在中古で出回っているインテグラは改造された固体も多いので、固体によっては加工が必要な場合もあります。)です。タイプRはピストンやカムシャフト、インテークマニホールドとエキゾーストマニホールド、ECUなどを変更してSiRの180馬力から200馬力までパワーアップされています。また、トランスミッションはクロスレシオ化された上にヘリカルLSDを装着、さらにはハブの変更をも伴う足回りの強化やエアコン、リアワイパー、オーディオ、遮音材等の省略やフロントガラス、バッテリー等の軽量なものへの変更による徹底した軽量化、そしてモノコックフレームの鋼板を厚くすることによるボディ補強を行うなど、別の車といって良いほどの徹底したチューニングが施されているのです。ここまで別の車になってしまっているので、「現在乗っているSiRをチューンしてタイプRにしたい!」とお考えの方は、間違いなく普通に乗り換えた方が安くて確実です。しかし、これはあくまで新車当時の話であり、上記にもあるように現在はタイプRもSiRも希少車になっているため良質な固体はほとんどありません。エンジンがヘタってSiRよりもパワーの無いタイプRもありますし、程度によってはタイプRよりも高値のSiRもあるのです。たまに「タイプRはまんまレーシングカーでSiRは普通のクーペ。」等と言う方がいますが、1993年の時点で1800ccで180馬力と言うハイポテンシャルエンジンを搭載したSiRが普通のクーペなワケないのです。あくまで「タイプRに比べたら普通の車寄り。」と言うだけですので、勘違いした方の間違った情報に惑わされないようにご注意下さい。個人的にタイプRはVETCエンジンの切り替わりの時の加速やフィーリング、音等が刺激的だと思いますが、SiRでも充分楽しいですし速いと思います。タイプRもSiRも同じVTECエンジンですし、程度の悪いタイプRを無理して買って修理代に鳴くような悲しいカーライフよりも、程度の良いSiRで痛快なドライブの方が結果的には楽しいと思います。