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まだまだ人気のトヨタ・セリカSS-Ⅲ(ST202)が入庫しました!程度重視な方には嬉しいノーマル車で、走行距離は6万9000km。1996年式と20年前の車ですが、きちんと定期的に走行、メンテナンスをされていたようなのでとても良い状態です。ヤマハ開発の名機3S-GEエンジンは1998ccの排気量から最大馬力180ps/7000rpm、最大トルク19.5kgm/4800rpmを搾り出すハイメカツインカムエンジンです。自然吸気エンジンなので、全回転域でフラットなトルクが出るので非常に気持ちの良い走りが楽しめます。SS-Ⅲはスーパーストラットサスペンションなので、サスペンションがストロークする際に発生するキャンバー角変化を抑え、操縦安定性や旋回時のグリップ限界を大幅に高めています。スーパーストラットサスペンションとはマクファーソンストラット式サスペンションをダブルウィッシュボーン式サスペンションに対抗し得るように改良したもので「元々マクファーソンストラットだった車両に対し車両側の改造を必要としないで装着可能なモノ。」と言う目的で開発された、コスト的にも性能的にも優れたサスペンションだったのです。2004年に日本車の280馬力が廃止されてから12年が経過した現在では、最高馬力が180馬力と言うのは全然スゴい数値ではないと思います。しかしこの時代のスポーツカーは、パワーは180馬力でも車重が1200kgと軽量なので驚くくらいに速く走れるのです!ちなみに1200kgのボディに180馬力ですのでパワーウエイトレシオで言うと6.6kg/psとなりますが、実はこの数値はポルシェ・944やロータス・エリーゼ、アウディ・TTクーペと同等の数値なのです。もちろんストレートの長いコースではパワーのある車に負けますが、ワインディング等ではかなり良い走りをしてくれます!


低く滑らかなボディラインはスポーツカーの証です。エッジの効いたデザインが流行りの現在では、丸目4灯の車はとても目立ちます。「この時代の車のデザインが好き!」と言うファンはかなり多く、最近はこの年代のスポーツモデルはすべてとんでもない価格まで値上がりしています。今後も上がる事はあっても下がる見込みは絶望的ですので、もし本当にお好きなら早めに検討される方が良いでしょう。また、この時代の車は電子制御システムがそこまで装備されていないのもポイントです。ステアリングやアクセル、シート等から伝わるすべての感覚がとてもダイレクトに伝わって来るので、走る事自体を楽しむ方には最高の時代です。走り出してみると、軽いボディとハイパワーNAエンジンの楽しさが存分に味わえます。アクセルを踏み込めば、NAエンジン特有の甲高いエキゾーストと共に驚くくらいの加速が味わえます。短めのストロークのシフトは、コクコクと気持ち良くて普通のシフトアップ、ダウンだけでも楽しいのです。また、美しいラインを持つクーペでありながら4人乗れるのも大きなポイントです。もちろん後部座席はそこまで広くはありませんが普通の体型の方なら充分なスペースがありますし、大柄な方だったらクッション等を敷いて横になってしまうと結構快適だったりします。スポーツ走行にも日常にも楽しめる1台ですので、ご家族をお持ちの方にもオススメです!こちらから車両本体価格や20枚の画像がご覧頂けますので気になる方はどうぞ!

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