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当店でも何台か追加メーターの取り付けを行った事がありますが、初めてメーターを取り付けた方はメーターの動きに驚かれる方がいます。特に油圧計で多いのですが、冬等の寒い時期のエンジン始動直後の油圧と、エンジンが暖まった時の油圧の数値が結構違うため、数値の違いに驚かれるのです。特に硬めのオイルを使用するスポーツモデルに多いのですが、エンジンが冷えている状態での始動直後のアイドリング数値と、暖まった状態でのアイドリング数値は倍近い差がある事もあるのです。例えばスバル・インプレッサ・WRX(GC8)だと、冷間時のエンジン始動直後のアイドリング時の油圧は600kPaを超える事もありますが、暖まった時のアイドリング数値の300kPa前後となります。このようなメーターの動きを初めて見た方は「どこか調子悪いんでしょうか!?」と電話をして来られますが、これは全然通常の事ですのでご安心下さい。エンジンオイルを自分で交換したり、エンジンオイルを実際に自身で触った事がある方ならご理解頂きやすいと思いますが、寒い日のエンジンオイルは非常に硬いです。エンジンが暖まった状態でエンジンオイルを抜くと水のような勢いで出て来ますが、暖まっていないオイルは蜂蜜のような半固体に近い状態なのです。このような状態のエンジンオイルがエンジン始動直後にエンジン内部を回るのですから、当然暖まっていない状態であれば圧力は高くなります。逆を言えば、このくらいの硬さがなければスポーツ走行をする車のエンジン熱に耐えられないのです。逆にエンジンオイルが劣化して来ると、エンジンオイルは水のようになって行くので油圧は低くなって来ます。スポーツ走行をしていてエンジンの回転数が上がっているのに、油圧が200kPa以下になっていたりする場合はエンジンブローの危険性が高くなりますのでご注意下さい。もちろん車によって油圧は違いますので、心配な方はご自身の懇意にしている工場やショップにお問い合わせ下さい。
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