報告が遅くなりましたが、先日トヨタ・セリカ（ＺＺＴ２３１）がご成約となりました！Ｋ様、この度は誠にありがとうございました。Ｋ様はＺＺＴ２３１のセリカのみでお探しで、かなり広範囲で探されたそうですがほとんど在庫で置いてあるお店がなくて当店にお問い合わせ頂いたそうです。お問い合わせを頂いた際に「１０万ｋｍ以上走行している車ってちょっと心配なのですが、こちらの固体の程度はどうでしょうか？」と言う質問を頂いたので、色々と説明させ頂きました。当店のお客様やブログをご愛読頂いている方には繰り返しになってしまいますが、良い機会なので敢えてもう１度説明したいと思います。まず、日本の中古車市場は「走行距離が少ない車は程度が良い。」と言う間違った固定観念が定着しています。特に古い車に言える事ですが、適度に走行していない車は非常にキケンです。車は数万点のパーツから成り立っておりそのほとんどが可動する事を前提に造られているので、動かさない期間が長いとパーツが固着してしまって動かなくなったり動きが悪くなって他のパーツにダメージを与えてしまったりするのです。また、ゴムや樹脂類のパーツは適度に乗って熱を与えないと劣化が激しくなったりするのです。このような理由から、１０～２０年前の車で走行距離が３万ｋｍとかの車は非常にキケンなケースが多いです。もちろん当店の在庫車のスバル・インプレッサやスバル・ドミンゴ、ホンダ・インテグラのように、適度に動かされていた程度の良い低走行車もたまにございますがこのような固体はかなり希少で高価です。古くて安価な走行距離の少ない車を見る時は、普通の車とは違うポイントの確認が必要ですので充分ご注意下さい。そして古い車全般に言える事ですが、当店のように機関維持のために３日に１回はエンジンをかけ、１週間に１回はきちんと暖気してから全開走行をしていても壊れる時は壊れます。古い車のパーツなんていつどこが壊れてもおかしくないので、そのようなリスクをきちんとご理解頂ける方以外は当店から販売をお断りさせて頂きますのでご了承下さい。既にお引渡しに向けて準備しておりますが、ゴールデンウイーク中なためパーツ等の到着が普段よりも遅くなる可能性がございます。心から愛車の到着を楽しみにされているＫ様には申し訳ございませんが、なるべく早くお引渡し出来るよう頑張りますので今しばらくお待ち頂けたらと思います。