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雪が降るエリアでは、車に付着した融雪剤を早めに洗い流すと愛車を長持ちさせる事が出来ます。当ブログでも早めの洗車を推奨していたのですが、「どうやって洗えばいいの?」と言う質問が何件かあったので、今回は当店の洗い方をご紹介します。今回の推奨手順はあくまで当店独自のモノですので、実行される方は自己責任でお願いします。まず、高圧洗浄機でホイールハウスや下回りの届く範囲をすべて洗浄します。高圧洗浄機は、大体がノズルが長く造られているので、右下側から左下側の内側を洗ったり、少し距離を取ってノズルを傾けたりと可能な限り色々な角度で洗車します。忘れがちですが、アルミホイールも当然融雪剤が付着していますのできちんと洗い流します。


次に高圧洗浄機から、上記画像のような普通のノズルに切り替えて高圧洗浄機では届かなかった部分を徹底的に洗います。画像はイメージが湧きやすいように車高の高いスズキ・ジムニーを使っていますが、普通車だと車高が低いので高圧洗浄機は細かい部分や真上、ホイールの内側等は届かないのでこのような細部を通常ノズルで洗車します。ちなみに当店ではこの作業はノズルと自身の手が入る部分はすべて行います。当然ですが終わる頃には手と腕はキズだらけですし、膝を付いて作業するので服もズボンもビショ濡れとなります。融雪剤が撒かれるのは当然雪の降る冬ですので、非常に寒くて痛い作業です。しかし、ここで「寒くて痛いから。」と言う気持ちで適当に洗浄作業を行ったり、作業自体を行わなかったりする方は趣味車を乗る資格は無いと思います。当店のお客様の中には、「自宅で洗車出来ないから、洗車場で高圧洗浄機で出来るだけ洗車してから、洗車機(ブラシを使わない高圧洗浄だけのタイプ。)を使って下回りを洗う。」と言う手順を必ず行う方もいます。ここまでやると、融雪剤を多く撒かれるエリアでもキレイな下回りを保てるのです。サビは気が付かないうちに手遅れになるレベルまで進行する事も多いので、オーナー様が出来る限り発生する原因を取り除いてあげる事が、愛車にとって最善の対策だと思います。

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