忍者ブログ
来店予約は前日までに0427808263までお電話でお願いします。質問等もすべて電話にて対応させて頂きます。
[147]  [146]  [145]  [144]  [143]  [142]  [141]  [140]  [139]  [138]  [137
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



私達が20歳前後の頃は、夜の首都高速や峠のPAに行くと必ず同じようなスポーツ系のチューニングカーに乗った仲間がいました。当時は首都高速湾岸線の最高速や、峠でのドリフトが最盛期だったので排気量の大きい車は首都高速、排気量の小さい車は峠と言うように分別されていた記憶があります。特に日産・フェアレディZやトヨタ・スープラ、日産・スカイラインGT-R等は排気量が大きいので、首都高速エリアでは良く遭遇しました。そんな時代だったので、上記3車のNAモデルは「パワーが足りない!」と言う理由で人気があまりありませんでした。ノーマル同士だとターボモデルとNAモデルの差は60馬力程度なのですが、チューニングするとターボモデルはNAモデルの3倍以上のパワーになってしまい、パワーだけで見るとNAモデルは話にならなかったのです。そんな過激な時代もとっくに終わった現在ですが、当時のMTのスポーツカーがとても人気があります。スープラとフェアレディZ、スカイラインGT-Rは程度が良いとモデルによっては新車以上の価格で売買されていたりするので驚きです。そして現在では当時と違って、ターボモデルだけではなくNAモデルもかなり人気があるのです。当時は「パワーが無い!」と言う理由で、中古車相場だとターボモデルの半額以下とかだったNAモデルが当時よりも全然高額で取引きされているのです。なぜ不人気だったNAモデルも高額になっているのか?個人的な見解ですが、これには2つの理由があると思います。まず1つが「古いスポーツカーなので、ターボモデルよりもNAモデルの方が荒い走り等をされておらず、ボディの状態が良い。」と言う理由です。この時代のスポーツカーは現在程の剛性はありませんし、チューニングをして激しい走りをしていた車はボディが歪んでいる可能性があります。歪んだボディは雨水の浸入を許し、トランクのスペアタイヤハウス等に水が溜まってフロアがサビて腐り落ちるのです。当時はパワーが無くて不人気だったNAモデルはパワーを求めない、激しい走りをしないオーナー様が乗っていた場合が多いので程度の良い個体が多いのです。2つ目の理由は「純粋に走りを楽しむ方が増えた。」と言う事です。「パワーが無いと速く走れないからつまらない!」と言う時代はとっくに終わっています。今はパワーでは無く、フィーリングや走る事自体を楽しむオーナー様が増えたのだと思います。「休日前の夜中の首都高速を攻める!」ではなく「休日の早朝のワインディングを愛車と楽しむ。」と言うスタイルに変わって来ているので、パワー自体を求めない傾向になったのではないでしょうか?パワーに拘らなければ上記3車のNAモデルは最高の車だと思います。「パワーが足りない!」と言うのは、あくまでチューニングしたターボモデルと比べた場合の話であって、高速道路やワインディングに行ってもパワー不足を感じる事は皆無です。むしろパワーを求めない今の時代だからこそ、NAモデルならではの楽しさに気が付けると思います。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
Revolution本店
性別:
非公開
フリーエリア
最新CM
[03/04 Revolution]
[03/04 NONAME]
[03/02 Revolution]
[03/02 NONAME]
[02/22 Revolution]
アーカイブ
ブログ内検索
Revolution本店ブログ Produced by Revolution本店      Designed by ninja-blog.com
忍者ブログ [PR]