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先日、以前にトヨタ・スターレットをご購入頂いた、トヨタ東京自動車大学校にお邪魔させて頂きました。名目上は「当店で販売したスターレットがどのような過程で完成して行くのかを取材。」だったのですが、本当は私が遊びに行きたかっただけです。図々しくも「また見学させて頂いてよろしいですか?」と以前ご案内頂いた先生にメールをお送りしたら「いつでもどうぞ!もしお時間合うようでしたら授業も見学されますか?」と嬉しいご提案を頂きました!しかも今回は東京オートサロン出品用車両の製作過程だけではなく、他の授業まで見学させて頂いた上に構内まで色々とご案内頂きました!どの授業も、どの施設も「さすがトヨタ!」と唸るモノばかりで非常に楽しかったです。今回は出品予定車両をすべて拝見させて頂いたのですが、サプライズ的要素が無くなってしまうので一部だけのご紹介です。気になる方は2017年1月14日と15日の東京オートサロンでどうぞ!ちなみに上記画像はスターレットですが、当店で販売していた状態とはまったく違う状態になっていました。この写真はごく一部ですが、フロントグリルはまったくオリジナルで製作され直されています。


こちらがグリルの裏側です。赤い丸で囲んだ部分を見るとご理解頂けると思いますが、わざわざオリジナルグリルにきちんとフィットするようにステーまで新規で製作され直されています。こう言う見えない部分まできちんと造る姿勢がさすがです。ちなみに、前回ご紹介した車両もすべてこちらの生徒が製作したモノです!最近は値段だけを優先して適当な仕事をする業者が多い中、まだ学生でありながらプロ並の仕事をするみなさんの姿勢と技術に感銘を受けました。ちなみにどの車両もほぼホワイトボディ状態にされて、内外装等のあらゆる部分がカスタムされていました。


こちらの車両はボディをほぼ丸ごと造り直されています。もうオーバーフェンダーとかワイドボディとかと言うレベルでは無いです。個人的にはボディの造り直しと言うよりも、新型車のモックアップモデル作成に近い感じがしました。ちなみにフェンダーの叩き出しや左右のボディラインのバランス取り等は、すべて生徒の勘とフィーリングで行うそうです。勝手なイメージですが「トヨタの自動車学校レベルだったら、何か専用の測定器みたいなモノで左右のバランス取っているのかな?」と思っていたのですが、昔の職人と同じように手でラインを触って造り上げて行くそうです。以前に拝見させて頂いたトヨタ・パブリカの見事なオーバーフェンダーも生徒の製作だそうですが、熟年の職人が仕上げたような見事なラインでした。


こちらは塗装ブースです。学校なのに普通のボディショップと同じような最高レベルの塗装ブースです。見学させて頂いた時は学生さんが作業中だったのですが、塗り分けのライン等もすべて学生が手作業と自身の目で判断するそうです。完成予想図を見せて頂いたのですが、ボディも数ヶ所に亘って色が違いますし内装にも色々な仕掛けを作ると言う、とても拘った1台になっていました。ちなみに内装は別の班が作成していたのですが、写真を載せるとどんなコンセプトなのか予想が出来てしまいそうなので敢えて写真は載せません。ベース車両が楽しい車なので、完成したらさらに楽しい車になりそうです!


こちらの車両は「○○と○○の時代を超えた融合。」とでも申しましょうか?それとも「人気車種と人気車種の合体。」と言った方が正しいでしょうか?何しろスポーツカー好きにはたまらない1台だと思います。こちらもかなり大掛かりなカスタムが施されていましたが、こちらも「そんな頑丈なステー作るの!?」と言いたくなるくらいに細部までしっかりと造られていました。もちろん完成した姿も楽しみなのですが、ベース車両のデータを聞いて「そのまま乗りたい・・・」とも思ってしまいました。前回ご紹介した本物のトヨタ・2000GTを使った電気自動車もそうですが「良い作品のためには良い材料を惜しまない。」と言うトヨタの姿勢を感じられます。


こちらは以前の作品なのですが、アメリカのNASCARをモチーフに製作された車両です。モチーフも何も実際のNASCARのパーツも多数使われていたり、フロントグリルはトヨタ・タンドラのグリルを加工して取り付けたりと、これまた拘った1台です。ちなみに本物のNASCARと同じようにドアもありませんし、ヘッドライト等はすべてペイントです。ロールケージ等もきちんと装備されていますし、このまま出場してもおかしくないレベルの仕上がりです。残念ですが、こちらの車両は保管スペース等の関係で近日中に処分されてしまうそうです。案内して下さった先生の残念そうな顔が印象的でした・・・


こちらはラリー等で活躍しているトヨタ・ヴィッツです。こちらもロールケージが組み込まれていたりと本格的な仕様になっています。この車両で驚くのは、TRD等のステッカー以外はすべてペイントで処理されている事です!ライト周りのラインや、ボンネットからフロントバンパーに続くブルーのデザインもすべてペイントによって処理されているそうです。見た時にすべてステッカーかと思っていたので尚更驚きました。ちなみにこの車両はその程度で驚いてはいけなかったのです。説明を受けてさらに驚く事が判明しました!


上記画像はボンネットのアップですが中央にイーグル、左上にチェッカーフラッグ模様があるのが解るでしょうか?こちらはペイントでは無く、すべてグラインダーで彫ってデザインしたモノなのです!ちなみにサイドスカートからリアフェンダーに続く、大きなウイング模様もすべて彫ったとの事。ここまで来ると、もう学生ではなくて完全に職人です。またグラス等に模様を彫る方が簡単な気がします。曲面になっているボディパネルに、ここまでバランス良く彫ると言うのはまさに職人芸です!今更気が付いたのですが彫る、彫らないの前に絵が上手いですよね・・・


整備の授業にもお邪魔させて頂きました。こちらの学校を卒業された生徒は、ディーラー等の現場で即戦力になれるレベルの非常に高度な授業を受けてらっしゃいます。車の構造から定期点検の内容、どのようにして故障を特定するか等を教わるのです。ちなみに教える教師の方々は、みなさん現場で長年勤めて来られたプロ中のプロばかり。そして、そんなスゴいスキルをお持ちの先生方なのに、私のような部外者にも最高の笑顔で接して下さると言う、人間的にも素晴らしい方ばかりです。


私のような古い車好きにはちょっと苦手意識のある、トヨタ・プリウスのトラブル検査方法も拝見させて頂きました。すべてコンピューターのボタン1つで状況判断が出来て、トラブルを特定する手順等をとても解りやすくご説明頂きました。ちなみに現場と同じ環境を揃える事で実践の感覚を養うと言う事なのか、こちらには光軸測定器やスピードメーター測定器等の車検レーンとまったく同じ設備や、ディーラーで使っているモノと同じリフトや工具等が揃っています。ちなみにどこの授業もそうですが、作業スペースだろうと材料置き場だろうと非常に整理整頓されていて、これ以上に無いと言うくらいにキレイにされているのが印象的でした。


最後に敷地内のミニサーキットを案内して頂きました。こちらではジムカーナや電動カートでのレース等を行うそうです。時期によっては一般の方も参加出来るそうなので、興味がある方はホームページ等の告知をご覧下さい。今回は実際の授業等の現場も見学させて頂いたのですが「すべてにおいて最高の環境。」と言う印象でした。作業スペースや設備の充実度はもちろん、勉強用の車両等は「このまま中古車として販売出来るのでは?」と思わせるような程度の良い車ばかりでした。今回は授業や学校内施設等を拝見させて頂きましたが、すべてにおいてトヨタの「将来の人材のための投資は惜しまない。」と言う姿勢が伝わって来ました。「若年層の車離れ。」等と言いますが、これもトヨタがどうにかしてくれそうな気がします。前回に続き、今回も先生方には大変お世話になりました。今回は授業の見学までさせて頂き、本当にありがとうございました!オートサロンで最高の作品を取材出来る事を楽しみにしております!

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